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公認会計士の試験形式は?内容や試験日程を解説!

公開日:2022/01/15   最終更新日:2022/01/19

3大難関資格の一つである、公認会計士。受験資格はとくになく、誰でも受験が可能な資格試験です。会計系資格の最難関資格といわれており、取得すると高収入を得ることができ、安定的な生活を送ることが可能になります。この記事では公認会計士試験の試験制度や科目構成、試験日程などの内容などを紹介します。

短答式試験と論文式試験の2種類がある

試験制度の特徴

公認会計士試験は、受験資格の制限はとくになく誰でも受験が可能です。試験は短答式試験と論文式試験の2種類あります。短答式試験の合格者は論文式試験に不合格になった場合、一部科目で合格基準を超えた科目がある場合、以後2年間はその科目の受験が免除されます。

短答式試験は年に2回実施され(1回目:12月・2回目:翌年の5月)12月の試験が不合格の場合でも翌年の5月の第2回目の試験で再チャレンジすることが可能です(1発で合格される方もいますが、何度かチャレンジして合格する方も多くいます)。

短答式試験の内容と試験日程

試験の内容・目的

短答式試験は多肢択一のマークシート方式の試験です。公認会計士になるために必要な専門知識について、基本的な問題が幅広く出題されます。

論文式試験を受験するうえで、必要な知識を体系的に習得しているかを判定することを目的としています。合否は1科目ごとではなく4科目の総得点での判定となるようです。合格基準は70%ですが、1科目でも40%に満たない科目がある場合は不合格となることがあります。

試験科目は、会社法、管理会計論、監査論、財務会計論の4科目です。短答式試験に合格すると以降2年間は申請により短答式試験が免除となります。受験した年を含め論文式試験を受験する機会が3回あります(短答式試験合格後、1年を論文式試験の勉強期間にあてるという場合もあるようです)。

試験日程

短答式試験の日程は1回目の試験が例年、12月、2回目の試験が翌年の5月。今年の試験日程は第1回が令和31212日、第2回試験が令和4529日実施予定です。

論文式試験の内容と試験日程

試験の内容・目的

論文式試験は記述式の試験です。公認会計士になる者に必要な知識、学識、応用能力等を判断します(思考力、判断力、論述力を有しているかを問う試験内容)。

科目は必須科目と選択科目にわかれています。必須科目は、会計学(財務会計論・管理会計論)・監査論・企業法・租税法の4科目。選択科目は経営学・経済学・民法・統計学から1科目を選択してください。

合否は、短答式試験と同様に、1科目ごとではなく、5科目の総得点で判定されます。合格基準は52%を超え、かつ1科目でも40%に満たない科目があると不合格になることがあります

論文式試験では、総得点では合格基準に達しなかった場合でも一部の科目で基準をクリアしていれば科目合格が認められ、2年間その科目が免除されるようです。次回の受験ではその分の学習の負担を減らすことも可能となります。

論文式試験の選択科目は自分の得意分野を選ぶことが可能です。8割以上の受験生が学習量の少なさや、対策のしやすさから経営学を選択しています。

試験日程

論文式試験の試験は例年、第1回の短答式試験の翌年の8月中旬で実施されています(土日を含む3日間)。短答式試験と異なり、年に1回のみです。令和3年試験の論文式試験は、令和4年8月19日~8月21日(論文式試験合格発表:令和4年8月19日〜8月21日〈予定〉)で計画されています。

合格発表後から公認会計士に登録されるまで〜業務補助等・実務補習

試験合格後は公認会計士として登録されるために、業務補助等の経験と実務補習を受講します。

『業務補助等』とは、公認会計士登録をするための要件のひとつで、公認会計士または監査法人を補助することや財務に関する監査などの実務に2年以上従事することなどが該当するようです。

『業務補助等』では監査法人に就職することが一般的です。監査法人によっては大学在学中から非常勤として就業できるケースもあります(大学在学中に合格し、そのまま監査法人で2年間働くと業務補助等の経験も在学中に終えることが可能です)。

また、会計教育研修機構が実施する実務補習を受講し規定の単位を取得した方が終了考査を受験し、合格の後に晴れて公認会計士として名簿に登録され、資格を取得が完了となります。

 

公認会計士試験は科目数も多く対策も難しい試験ですが、短答式試験、論文式試験とそれぞれの特徴や試験制度をしっかり把握、理解することで、効果的な学習スケジュールを立てることが可能になります。

余裕を持って学習期間を長く設定する場合や、一発合格を視野に入れての設定など、各人の環境や状況においての学習計画作りが合格のポイントとなるようです。公認会計士、難関資格ですがチャレンジする価値のある資格のひとつです。

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