独学で公認会計士試験に向けて勉強を進めるのが向いてる人の特徴とは?
公認会計士を目指そうと考えた時「お金をかけて予備校に通うか」「独学で進めていくのか」勉強方法で迷っている方もいるでしょう。自分に合った勉強方法を見つけ効率よく資格を取得したいですよね。そこで今回は独学で効率会計士に向けて勉強を進めるのが向いている人の特徴や独学で勉強を進めるメリット・デメリットについて紹介します。
公認会計士試験に向けての勉強を独学で進めるメリット・デメリット
独学で公認会計士を目指すメリット・デメリットを見ていきましょう。
自分のペースで学習できる
公認会計士を受験するために専門学校や予備校に通う場合、必要な講義を取得するには最短でも1年半程度かかります。専門学校や予備校はカリキュラムに基づき集団で授業を行います。独学であれば誰かに急かされることもなく自分のペースで学習できるでしょう。
費用を抑えることができる
公認会計士を目指し専門学校や予備校に通った場合、授業料・教材費・通信講座の受験費用・学校に通う交通費など1年間で約50~80万円程度費用はかかってしまいます。独学で勉強を進めればかなり試験勉強にかかる費用を節約できるでしょう。
わからないことを聞けない
独学で勉強を行っている場合、わからないことがあってもすべて自分で答えを調べ見つけていかなければなりません。さらに時間や労力をかけて見つけた答えでも本当に合っているのか自信が持てず、悩んでしまうこともあるでしょう。専門学校や予備校に通っていれば講師に質問や答えを聞くことができるので疑問点はすぐに解消できますが独学はすべて1人で行わなければなりません。
公認会計士を取得するのに必要な試験勉強期間は平均で2年~4年程度といわれています。長期にわたって1人で試験勉強と向き合うことで孤独感を抱いてしまい精神的な負担を感じてしまう方もいるでしょう。
モチベーションを保つのが難しい
独学は身近に誰かがいることはなく自分との戦いでもあります。専門学校や予備校のように「みんながやっているからやらなくては」といった周囲と比較することがないためモチベーションを保つのが難しいこともあるでしょう。挫折した時、やる気がおきない時、自分のモチベーションをどうやって平常に保つかは独学にとても大切なポイントです。
独学で公認会計士試験に向けての勉強を進めるのが向いている人の特徴
独学はこんな人が向いているという特徴を挙げてみました。
意思が強い人
「何があっても公認会計士の資格を絶対に取得する」と意思が明確で強い人は独学が向いています。意思が弱くあいまいな人は「なれなかったらどうしよう」と迷い独学で勉強を続けることを無意味だと感じてしまうこともあるからです。孤独と戦いながらの独学は不安を抱いてしまうこともあるでしょう。しかし意思が強い人はぶれることがないため、挫折しそうになっても軌道修正を上手に図ることができます。
ほどほどに大雑把な人
独学で試験勉強をするのが向いている人はほどほどに大雑把な人が向いているでしょう。たとえばスケジュールを綿密に立て勉強を進めていても独学ではその通りにことが進まずに思いどおりにいかないと頭を抱えてしまうこともあるでしょう。
そんな時でもある程度大雑把な人であれば、気持ちに余裕が持てずパンクしてしまう前にはじめからゆとりを持って自分のペースを考えることができます。「この日までに終わらせなければいけない」といった追い込みも時には必要ですが自分のペースに合わせ「明日でもいいか」と思えるような柔軟な気持ちの持ち主であれば独学に向いているといえるでしょう。
独学で効率的に勉強を進めるためには?
ここからは独学で効率的に勉強を進めるコツを紹介します。
インターネットを活用する
独学は勉強を教えてくれる講師も仲間もいません。勉強方法も自分ですべて管理を行うため、つい怠けてしまうといったこともあるでしょう。1人での独学に息詰まってしまった時にはインターネットをうまく活用してみましょう。
オンラインの学習コンテンツやツールで動画学習を積極的に受ける、学習記録用アプリなどで自分の学習内容を公開し仲間と情報を共有したり励まし合ったりするといったことでやる気やモチベーションを高められ、自分のペースで勉強を進めることが可能です。
メリハリをつけて環境を整える
独学で公認会計士の試験勉強を効率的に進めていくためにはメリハリをつけて環境を整えることが大切です。家で勉強をはじめる時にはテレビ、携帯、パソコン、ゲームなどつい手が伸びてしまうといった状況がいくつもあります。そのため「ちょっとくらいいいか」という心の油断から気づけば何時間も怠けてしまうという失敗につながることもあります。
本気で資格を取得したいと思うのであればまず勉強に集中できる環境を整えましょう。誘惑されそうな物はすべて片付け、勉強する時間は目に入らないようにしましょう。
ただし集中力はもとよりそう長く続くものではありません。勉強する時間を決め達成した後は自分へのご褒美に好きなことを楽しむ時間を用意することも必要です。勉強で自分を追い込んだ後には好きな歌を聞いたり、美味しいものを食べたり、散歩するなどメリハリをつけて環境を整えることで、挫折せずに乗り越えられるでしょう。
独学で試験勉強を行うにはすべて自分で対応しなければいけないことが多く心が折れてしまいそうになってしまうこともあるでしょう。しかし独学を進めていくコツをつかんでおけば効率的に勉強をすすめていくことができます。独学で資格取得をしたいけど迷っているという方はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。