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公認会計士に英語力は必須?学んでおくメリットについて解説!

公開日:2022/10/15  


ビジネスにおけるスキルアップの代表格といえば、英語を思い浮かべる方も多いでしょう。公認会計士にも英語力が必要だと言われることがありますが、会計士と英語の関係がイメージできない方もいるのではないでしょうか。ここでは、公認会計士にとっての英語の必要性や、公認会計士におすすめの英語資格について解説します。

公認会計士に英語力は必須?

公認会計士にとって、英語は業務をこなすだけなら必須ではないと言えるかもしれません。ただし、公認会計士としてチャンスを広げたい・幅広く活躍したいのであれば、英語は必要なスキルです。日本国内で仕事をする限りは、公認会計士の仕事そのものは、英語がなくてもできるケースもあります。

一方、グローバル化が進み、日本国内でも海外進出を果たしたり、反対にM&Aなどで外資企業が参入してきたりと、海外の法人と密接に関わりを持つ企業が増えてきています。そのため、日本国内にいても英語力が求められるシーンが増えていることはたしかです。企業で英語力が求められるようになるにつれて、公認会計士の英語力の必要性も高まっています。英語力の有無によって、担当できる企業や部署が変わることもあるので、受けられる仕事の幅には大きく差がつくでしょう。

公認会計士が英語を勉強するメリット

ここでは公認会計士が、英語を勉強するメリットを具体的に紹介します。具体的にメリットをイメージし、英語を身につける際のモチベーションアップにつなげてください。

就業先の選択肢が広がる

英語力があると外資の会計事務所勤務という選択肢が増えます。たとえば、BIG4と呼ばれる大手会計事務所に勤務する場合、世界中に点在するグループ事務所との連携が必須です。日常的なメールやレポートなどを英語でやりとりする必要があるので、大手での勤務を目指す場合、英語力は必要不可欠と言えるでしょう。BIG4でなくとも、外資の事務所であれば、国内勤務の会計士でも英語圏の社員と会話する機会は多々あります。また、英語力のある人材には、国際税務などの仕事の機会も回ってくる可能性があり、幅広いキャリアが期待できる人材として重宝されるでしょう。

競争力を高められる

英語を身につけることで、ほかの公認会計士や税理士との差別化を図れるので、就職・転職の際に有利に働く可能性があります。ただし、最近では、競争相手が人間の同業者だけでなくなる可能性も高まってきました。近い将来、AIの台頭により、公認会計士の仕事がAIに取って代わられるのでは、という声も挙がっています。

一部の業務はAIで補える可能性もありますが、少なくとも、現段階でコミュニケーションにおいては、AIの能力は人間には及びません。AIの発達度合によるものの、とくに英語でコミュニケーションが取れる人材は、依然としてAIが代替するのは、難しいと推測されます。必ずしも公認会計士の仕事が、AIにとって代わられるとは限りませんが、公認会計士として代わりが利きにくい人材となるためにも、英語のスキルは重要です。

会計業務のスキルアップにつながる

英語力が生かせるのは、コミュニケーション面だけではありません。会計士としてのスキルアップにも役立ちます。近年日本企業の会計にも、IFRS(国際会計基準)やUSGAAP(米国会計基準)といった国際的な会計基準が取り入れられることが増えています。国際的な基準を導入している企業を担当する場合、IFRS・USGAAPなどについても深い知識が必要です。

IFRSやUSGAAPを学ぶためには、翻訳された文書より原文を正確に読み解くほうが望ましいので、高い英語力が身についていると業務知識が深まります。また、会計についての専門的な英文や、読み書きできる英語力が身についていれば、海外の会計士資格の取得も望めます。

公認会計士におすすめの英語資格

勉強のモチベーションを上げるためにも、就職・転職時のアピールとしても、英語の資格を目指すのがおすすめです。英語資格にはさまざまなものがありますが、ここでは、公認会計士におすすめの英語資格を紹介します。

TOEIC

TOEICは、英語によるコミュニケーションとビジネス能力を問う試験です。合否ではなく点数制となっています。990点満点のテストで、公認会計士として評価されるのは700点台以上、国際税務など英語が必要な部門で業務を遂行するには800点以上が望ましいとされています。TOEIC800点以上の会計士は多くないので、取得できれば就職・転職で強いアピールポイントとなるでしょう。公認会計士専門の資格ではありませんが、英語力をつける足掛かりとしても有用な資格です。

BATIC(国際会計検定)

BATICは、グローバルなビジネスシーンに必要な英語力と国際会計スキルの両方を問う試験となっています。東京商工会議所が主催しており、TOEICと同様、合否ではなく点数制の試験です。商工会議所が主催する会計スキルの資格には、日商簿記があります。日商簿記との違いは、試験を英語で行う点と、日本の会計基準ではなく、IFRSにもとづいた試験内容となっている点です。英語力と会計スキルの両方を高いレベルで求められるため、高成績を修められれば、グローバルな現場でも活躍できる会計士として評価されるでしょう。

USCPA

USCPA(米国公認会計士)は、アメリカの資格でありながら、国際的に高い価値を認められた資格です。USCPAを取得することで、アメリカだけでなく、カナダ・オーストラリアなど、さまざまな国で会計士の業務に携われるようになります。幅広く高いレベルの知識を求められ、USCPAの保有者は、とくに外資系企業では高く評価される傾向にあります。難易度は高いものの、活躍の場を広げたいと考えている方にはおすすめの資格です。

まとめ

公認会計士は、英語力がなければ必ずしも業務に携われないわけではありませんが、会計士としてのキャリアを切り開くにあたって、英語は非常に重要なスキルとなっています。高いレベルで英語を身につけることで、外資企業で仕事ができるだけでなく、会計スキルそのものの専門性を高めることにもつながるでしょう。英語力と会計スキルをあわせて試せる資格もあるので、公認会計士としてスキルアップを狙うのであれば、ぜひ挑戦してみることをおすすめします。

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